夏写真

徳島 香川 愛媛 で学生旅行

旅行の計画

大学生の長い夏休みに高校時代の友人と旅行に行く話になった。

当初は3人で行く予定だったが旅行なんか絶対に行かないと発言していたツンデレの友人をダメもとで誘ったところ、一言 「いく」と返事をくれた。

ツンデレだなぁ…

そして4人で集まって旅行の計画を立てる。

まずどこに行きたいか

ぼく「道後温泉いきたみ」

友人1「大阪行きたい」

友人2「どこでも」

友人3(ツンデレ)「どこでも」

 

道後温泉VS大阪………勃発っ!

僕は親の実家が関西のほうにあるので大阪なんて珍しくもなんともなくあまり行きたくはありません。

ぼくの大阪のイメージは心斎橋で永久に続く買い物に付き合わされるイメージしかありません。

しかし、他の友人は違います大阪に未知の好奇心を向けています。

友人1「大阪だったらUSJもあるし!」

友人2「いいねえ」

でた!大阪特権!USJ攻撃…!

しかし、僕は頭の中では勝利は確信していました。

なぜなら…そう 大阪には温泉がない!

ぼく「でも大阪って温泉ないよ」

 

勝利しました。

 

とは言え、道後温泉は遠くて交通費がかかります。

どうしたものかと考えていると、友人3がJALダイナミックパッケージ(往復の航空券+宿+諸々のオプション込みでお得に飛行機が利用できるパックツアー)を必死に検索してくれた。

その結果、3万円ほどで往復の航空券+一泊の宿+レンタカー3日分という神がかったプランを見つけてくれました。

ちなみにレンタカー代は驚異の1日1000円

これに道後温泉の旅館を組み合わせれば4万で旅ができます。

零日目

仲間と一緒に旅行に行くのではなく僕だけ現地集合になりました。理由はカンタン

四国の鯛が食べたいから!

高校時代の友達との学生旅行だとあまりお金を使った旅行はできないので鯛を思いっきり食べることはできません。

だ か ら 前乗りして鯛を食べました。

鯛が こ り こ りしててすごくおいしい……っ!!

これが白身魚の真骨頂…!

絶対に瀬戸内のタイは食べるべき! 以上!

※行きの航空券は捨てました

一日目

当日、僕は仲間と一緒に飛行機に乗るのではなく前乗りで徳島にいたので空港で待ち合わせしていました。

空港に着いたのは9時

仲間が来るのは11時…

暇や…

田舎の空港ってちっちゃくてなーんもないんです。

だからこうやって展望デッキでひたすら飛行機を眺めてる怪しい人になっていました。

ようやく11時!

空港で合流してレンタカー屋に行って1000円のレンタカーとご対面!!

なんと、ボロボロの日産NOTEでした。

なかなかひどいのボロボロ具合だが、1000円だから…

まずは渦潮を見に行こうか…

渦の道

淡路島と徳島県の間の海峡はとても狭い割に潮の流れが激しいので渦潮が発生します。

渦潮って日本でみれるんすねえ…

渦潮はもちろん海の上で発生するので普通なら上からはヘリにでも乗らないと見えないのですが、この海峡には鳴門大橋という橋が架かっておりその橋の上から渦潮を見ることができる「渦の道」という観光施設があります。

空港から車で40分ぐらいです。

トンネル具合が夏っすねえ(意味不明)

 

渦の道について駐車場で車を止めようとしたところ

友人3「バックモニターがない!」

さすが1000円の車です。

運転慣れしていた友人もバックモニターなしに苦戦していました。

駐車場から少し歩くと渦の道です。

 

橋から見た景色

見事な渦潮っすね

これ、川じゃなくて海なんですよ!

友人1「あの中に生身で入ったら死ぬのかな」

死にます。

鳴門大橋はつり橋なのでガタガタ揺れて結構怖いです。

高いところにありがちなガラス張り

ジャンプ禁止とか書いてありました。

ガラス張りといえば上でジャンプですが…

ジャンプしようと思ってもジャンプ禁止と書かれると躊躇する。

 

道が夏っぽい!!(意味不明)

 

一人500円の施設でした。

なかなかおもろいです。

JAFカードを持っていると100円引きで入れます。

一鶴

渦潮を見た後は一日目の宿である丸亀に行かなければならないので、

ひたすら車を走らせます。

18時くらいに宿につきました。

今日の夜ご飯は決まっています。

香川名物「骨付き鳥」!

骨付き鳥で有名な「一鶴」は混むと聞いたのであらかじめ前の日に予約していきました。

席に着くと早速、おや鳥とひな鳥を注文しました。

ひな鳥が来ました。

身が柔らかくてかなりおいしいです。

もう、鳥好きにはたまらん一品です。

おや鳥はかなり歯ごたえがあり老人や歯が弱い方は仕方ないかもしれませんが…

絶対におや鳥を食べていただきたいっ!!

まぢ うまい 身とか皮とかコリコリしてて噛めば噛むほど味が染み出てきます。

いやもうほんと最高!

※お詫び おや鳥がおいしすぎて写真を撮ろうと思った時には食べ終えていました。誠に申し訳ございません。食欲には勝てませんでした。

金毘羅山(こんぴらさん)

観光名所の少ない四国(四国の人に殺されそう)でもかなりの知名度を誇る神社

「金毘羅山」案内標識はやけに「こんぴらさん」とひらがなで書いてありました。

なんででしょうね…?

丸亀から車で1時間ほどで到着しました金毘羅山

駐車場代を抑えるために少し離れた金毘羅山駅の町営駐車場に車をとめて向かいます。

金毘羅山は階段がとても多いことで有名で早速階段が見えてきました。

すこし登ったとこでわき道を見ると

夏っぽい…(意味不明)

四国は全体的に夏が似合いますねえ

 

金毘羅山も500段目あたりまで来ると手水舎があります。

めちゃくちゃ暑かったので友人2は腕をすべてこの中に浸けて

「きもちいいいい!!!」

とか言っていました。 罰あたんぞ。

この辺まで来るとあと少し!ラストスパートかまします。

到着!

登り終えると綺麗な景色が広がっていました。

 

ここから先は奥社と言ってさらに600段ある階段を上らなければなりません。

クッソ暑かったので行きませんでした。

奥社まで行くとニュー天狗守りというのが売られているそうですが、「ニュー」というとこに何らありがたみを感じませんね。

帰りは階段はあまり行きたくなかったので横道を歩いて帰ることに…

人が全然いない変な道に来てしまった…

夏っぽいなあ(意味不明)

なんか虫めっちゃいるし…

通常の下山ルートの3倍の時間かかりました。

降りた先も良く分からない民家の横でほんとに謎な道でした。

大歩危・小歩危 というガッカリ名所

観光するところがあまりない四国(四国の人に殺されそう)では、金毘羅山に並んで観光地にあげられる大歩危・小歩危を目指します。

大歩危・小歩危は急流によって長年削られた岩肌がとても特徴的な地形で、       それなりに見ごたえがありそうな感じが観光ガイドを読んでるときにはしました。

しかし、実際にはクソながっかり名所でした。

無給で宿代を払わない某イベントのボランティアに参加していたほうがマシなレベルです。

 

金毘羅山から峠道を頭文字Dの如く走ると(実際は安全運転)モンベル大歩危店があったので一旦車を止めてここで休憩。

この施設でモンベルはラフティングなどをやっているらしく楽しそうでした。

そのあと、大歩危の川下りが楽しめる船が乗れる「まんなか」という施設があったので車を止めて川下りの乗船券を購入(一人 1080円)。

乗船まで時間があるとのことなので食堂で昼ご飯をとることに。

アユとうなぎの定食。 1620円 まあまあおいしかったです。

問題はここから。

1 乗船場が遠い。

クッソ歩きます。

2 職員の態度が横柄

横柄です。

3 川 下 り が つ ま ら な い

川下りというと激しい川を降りていくイメージでしたが実際はゆっくり走るボートに乗るだけ。 景色も代り映えなく全く面白くなかったです。

おまけに吹きさらしの船なので、クソ暑い 冬ならクソ寒いことでしょう。

とはいえ景色はやはり見ごたえはあります。

しかし、10分で飽きるのでその後は暑いだけの苦行です。

景色は船に乗らないほうがきれいでした。

乗る価値は全くありません。

道後温泉へ

昼過ぎに苦行が終わり、本日の宿である道後温泉へ110キロの道のりを進みます。

2人が交代で運転していたのですが友人2が寝てしまったので友人3が100キロ運転してくれました。

ありがたいですね。

この間ずっと自家用車を装甲車にすれば煽り運転で追突されても、こちらには傷1つ付かず

向こうが鉄の板と化すだけなのではないか(笑)という話をしていました。

茶波留

今回は道後温泉の宿は、茶波留を予約。

この温泉宿。一言でいうと

ボロボロの宿を見た目だけきれいにして、従業員の再教育やパソコンサイトの整備などを行っているような、頑張っている系の温泉宿でした。

頑張っている系の温泉宿というのはサービスは申し分ないのですが、部屋の壁が薄かったりよく見ると施設がボロかったり サービスが薄っぺらかったり 温泉が薄かったり……  なにかといろいろと薄いです。

見た目はとてもきれいな施設なので薄っぺらい関係の人と行くにはいいかもしれませんね笑

まあ要するに今回の茶波留もいまいち、微妙という感じでした。

 

まず、駐車場が地下にあるため従業員が出てきて車を預け止めてくれます。

 

食事はビュッフェスタイルだったのですが、出来立てを食べてもらいたいのかパスタはオーダー制でした。

最初は「すげえ」と思ったのですが、頼んでから出てくるのに30分以上かかっていてガッカリでした。

温泉は他の道後温泉の宿に比べて明らかに薄く全く気持ちよくありませんでした。

壁も薄くドアを閉めているのにテレビの音が廊下に漏れていました。

 

しかし、宿の人の対応は異常なまでに良かったです。

きっと、サービスでカバーしようとしているのでしょう。

個人的には不愛想でいいのでもっといい温泉と厚い壁が欲しいところでした。

 

道後温泉の温泉街は賑やかで楽しいので、道後温泉自体は超おすすめです。

インスタ映えスポットと化した下灘駅

海に一番近い駅。それが下灘駅 夏写真にはぴったりのスポットです。

最終日はここに向かいます。

いやーいい駅! めっちゃ綺麗。

この駅は上の写真のように人がいない寂しい雰囲気がいいのであって人がたくさんいるとなんの価値もありません。(この写真を人が映らないようにとるには苦労しました)

実際には大量の若い女性の集団であふれており、インスタ映えを狙ってこの駅に大量に押し寄せていました。

 

一年前に撮った快晴verの下灘駅も貼っときます。

 

下灘駅は駅なので車では行けないのではないかと思うかもしれませんが、なんと20台分の臨時駐車場が市によって作られています。

インスタ映えスポットと化した下灘駅をどうぞよろしく。

 

 

四国は88ヵ所でも回らないと観光するところはあんまりないのかもしれません。

四国は夏っぽいところ(意味不明)が多いので夏らしさを感じるにはいいところです。

皆さんも是非、四国に行ってみてはいかがでしょうか。