Uncategorized

沖縄観光旅行 ~修学旅行~

修学旅行といえば京都・奈良

そして、もう一つの定番が沖縄ですね

僕の学校も他と同じく修学旅行は沖縄でした。

一日目はお約束のひめゆりの塔やガマを使った平和学習で

二日目はそれぞれ班でタクシー貸し切りの沖縄自由散策

三日目は民泊イベント

四日目はシュノーケリングでした。

計画

高校の修学旅行ですので班決めから自由行動の場所決めなど、あらかじめ計画して決めておかなければなりません。

行き当たりばったりではなく綿密なタイムスケジュールを組んで先生方に提出しなければなりません。

ガイドマップを見ながら二日目の自由行動にどこに行こうか…

班員1「やっぱ美ら海と万座毛は外せない」

班員2「首里城は絶対」

ぼく「沖縄行き飽きているからあんまし有名じゃないところ行きたい」

班員3「美ら海は遠いからそこに行くとそこしか行けなくなっちゃうね」

班員1「でも、沖縄なんだから行きたい!」

ぼく「そこら辺の水族館と変わらんよ? 沖縄感ないし」

班員2「確かに」

あとから考えてみると自分はかなり生意気ですね…

結局、他の学生が行かないところなら先生の巡回もこないだろうということであまり有名ではない沖縄のスポットに行くことになりました。

そのあとしおりをパラパラとめくってみていると4日目の最後の国際通りで自由昼食のとこに ※本部 キャプテンズイン国際通り とあります きっと先生方はこのステーキハウスで昼ご飯をとるのでしょう。

ならば!

僕たちも予約してしまいましょう。 班員はみんなニヤニヤしていました。

出発

修学旅行はやはり特別です。

高校の人全員と旅行に行けるなんてこの先、一生ないのでしょう。

この思い出は色あせることもないのでしょう

高校で絶対にはずしたくないイベントです。

当日、とても楽しみにしていた友人が

来ませんでした

かわいそうですね。

今でも、悔やんでますね、その人 インフルエンザだったそうです。

飛行機内もワイワイガヤガヤ 他の乗客もいないのでとてもうるさかったにぎやかでした。

到着

ついたらすぐに待機していたバスに乗らされ、沖縄戦で使用されたガマの一つのチビちりガマというガマにガイドとともに連れてかれました。

ガマの中は暗いので修学旅行の持ち物リストに懐中電灯(ヘッドライトが望ましい)と書いてあった。

暗いのは嫌なのでキャンプでいつも使っているコールマンのテントを明るく照らす

クソでかLEDランタン

をもってきました。

 

実際に使用するとガマの暗くて重い雰囲気は打ち消されました。

ガイドが頑張ってくらい雰囲気を作り出そうとしていましたが、明かりのせいで台無しになりました。

ガイドさんごめんなさい。

やっぱり明かりって雰囲気作りには大切なのですね。

ひめゆり観光センター

ガマに入っていた時に違和感がありました。

先生いなくね?

ガマを出るとそこに先生方が待機していました。

「先生はガマに行かなかったんですか?」

「下見で行ったからいい」

え…

いい加減な学校ですね。

普通の学校だと平和学習ってもっと長い時間先生が一生懸命やるものだと思っていたので拍子抜けしました。

先生の平和学習のとりあえずやってる感がすごかったです。

それはさておき、お昼ごはん

ひめゆりの塔に隣接しているひめゆり観光センターで昼食です。

ひめゆり観光センターは昔の観光地にありがちなお土産ショップで

観光バス業者と結託して僕たちのような団体客を招いて、くだらないお土産を無知な観光客に売りつけるなんの魅力もない施設です。 全国の古くからある観光地にはこのような施設があります。

そうは言っても修学旅行ですから仕方ありません、ここで昼食です。

何やら学級委員やらの挨拶かなんかでいただきますをして目の前に並べられている

箱を開けました。

※一口も手を付けていない状態です

いやぁ…これはさすがにひどい…

全力で皆さん残して行かれました。

ひめゆりの塔はいたって普通の慰霊施設。静かなところです。

博物館的なのも併設されていて沖縄戦について当事者の率直な体験などが書かれた文章などを読むことができます。

首里城 琉球王国のグスク及び関連遺産群

さて、二日目のタクシー自由行動

これはとてもワクワクしますね。

とりあえず一泊目のホテルからすぐの首里城にレッツゴーです。

タクシーの運転手がとてもなまっていて大変でした

首里城は駐車場完備で1時間くらいで回れます。

でもそこまで楽しくないです

うん‼城!って感じです。

ぶっちゃけ琉球王国とかよく知らんし。

ちなみに首里城は世界遺産ですが正式には「琉球王国のグスク(城)及び関連遺産群」

なので首里城だけが特別なわけではありません。

今回の自由行動はどうせならほかの関連遺産群も行ってやろうということで

中城城跡や座喜味城跡あとは関係ないですが普天満宮にも行きました。

中城城跡には公園が併設されており、子供たちが遊んでました。

僕たちは公園にテンションが上がり、タクシーを降りて目の前のブランコに

「ううぇええええええいいいい!!!!!!!」

と叫びながら走っていき、異常なテンションでブランコに乗っていると

そこで遊んでいた子供たちが

「お兄さんたち大人げなーい」

と言いながら近寄ってきました。

僕たちは制服ですので観光客なのはまるわかりです。

そこの一人の子供が案内してくれるというので案内してもらいました。

名前は竜音くん だそうでなかなかのDQNネーム…

小学3年生なのにとても面白い話をしてくれて、めちゃくちゃコミュ力が高かったです。

中城城跡の展望台からは基地とか見えました。

この公園に立ち入り禁止のロープが張られたガマがありました。

竜音くん によるとこの洞窟を抜けると 近くのファミリーマートの近くに出るそうです。

ココを通りたいと言ったら、

お兄さんたち体硬そうだからやめたほうがいい

と言われたので余計な真似はせずに、竜音くんに別れを告げて座喜味城跡に向かいました

普天満宮

普天満宮はガマではなくしっかりとした洞窟(鍾乳洞)が境内にあり涼しそうだったので

自由行動の工程に組みました。

実際に行ってみると洞窟がどこにもないじゃないですか!!

とりあえず御朱印をいただいてから

巫女さんに聞いてみると境内の裏に案内してくれました。

なかなか神秘的な場所で涼しいしまさにパワースポットって感じです。

撮影禁止ではなかったのですが写真をとったらいけないような感じがしたので撮りませんでした。

班員の一人が不思議なパワーを感じて

「俺ここにあんまり長い時間入れない…」

とか中二臭いことをいきなり言い出したので、そそくさと退散しました。

あと、なんかの城跡に行きましたが覚えてません。

基本、写真を見れば思い出すのですが、全く思い出せません、あんまし楽しくなかったのでしょう。

ビオスの丘

さすがに城跡めぐりだけだと味がないので何か近場にレジャースポットでもないのかと探したところ、ビオスの丘というとこが見つかりました。

何やら、施設に川的なところで船に乗れるというので乗ってみました。

ジャング〇クルーズ感

某千葉県にある人気テーマパークのアトラクションみたいな感じでした。

あっちのほうは作り物ですがこちらはガチです。

動物と触れ会えるなんて言うとこもありました。

それなりに楽しめましたが、沖縄まで来て行くとこではない気がしました。

 

余談ですがgoogle photoでは撮った写真の背景などから、そこが「どこ」で「いつ」撮られたかをAIが勝手に判断して、ありがたいことに勝手にアルバムにまとめてくれます。

例えば、今回の沖縄旅行の写真も一つのアルバムという項目に、沖縄県~群にて などという名前のアルバムが自動で作られており、写真の撮った順番からどのようなルートで観光したのかということが書かれています。 恐ろしいですね・・・

この機能は驚くほど正確で感心と同時に恐怖もあったのですが、このビオスの丘の写真だけ

大阪市

にいることになっていました。

この修学旅行二日目のgoogle photoが作った観光ルートは

沖縄県 首里城にて→中城公園→普天満宮→大阪市→読谷村

という頭のおかしいルートができていました。

まだまだAIもポンコツですね安心。

沖縄で民泊

さて、この修学旅行2泊目はなかなか特殊。

各班でそれぞれ読谷村に住んでいる地元の方の家に一泊させていただくという民泊イベント

沖縄の文化に触れるという感じですかね。

少し不安でしたが、ニュージーランドでホームステイをしていた僕(含め班員ほぼ全員)

はさほど緊張もありませんでした。

 

読谷村の駐車場でそれぞれの班が泊まらせていただくご家族との初対面です。

ぶっちゃけ民泊をさせてくれる家庭なんて、子供も独立した暇な年寄しかいないと思っていました。 家も沖縄の伝統的な作りの家屋を想像していました。

そして、ぼくらの班は家族に対面しました…ん?

なんだ、あのデカい体の男性は…?

僕たち「よろしくお願いします!」

「コンニチワ!」

外人かよ!!

話を聞くと迎えに来てくれた方は米軍所属の方だそうで…

奥さんは沖縄出身だそうで安心しました。

車で家まで送られ家につきました

この部屋を使ってください

広い!

家は日本だったら4世帯ぐらい住んでそうな、広い家でした。

家のすぐ近くが海だということで海に行きました。

クッソ綺麗ですね…

こんな海が毎日見れるなんてめっちゃ贅沢です。

 

その日の夜ご飯はとてもアメリカンな夕食でした(スパムとか)

あまり覚えていないのですが少なくとも沖縄の伝統料理的なのは一つもなかったと思います。

 

夜は与えられた部屋でずっとトランプとかやって二時くらいまで起きていました。

修学旅行といえば先生の見回りが定番ですが、それぞれの家に見回りに行けるはずもなく

先生方は来ませんでした。

二日目は先生の顔をほとんど見てないので修学旅行ということを忘れていました。

米軍基地

さて3日目は、夕方ごろに読谷村の役場に集合なのでそれまでは、民泊先の家族と一日過ごすというなんとも手抜き間満載のプログラム。

他の班の話を聞くと、三味線やら、砂糖作りの体験かなんかやったそうです。

僕たちのところは、朝食を食べ終えた後、港で海ブドウの天ぷらを食べました。

(死ぬほどおいしかったです)

昼過ぎには荷造りをして車に載せられました。

どこに行くのかなと思いきや、何やら米軍基地のゲートに向かっているではないですか…

何やら、重々しいゲートを超えると僕たちは米軍基地の中にいました。

戦闘機とか展示してある

HQじゃないですか…

さすがに、僕たちは驚きを隠せません。

好奇心満載で車から外を見ていました。

基地の中には学校やバー映画館、ボウリング場 スーパー ガソリンスタンド

なんかもありました。

特にガソリンは圧倒的に安いので基地の中で入れているらしいです。

車を降りて入ったスーパーでアイス(サーティーワン)を食べました。

円とドル どちらも使えるそうです。

完全にアメリカ国土です。

日本感は全くありません。

基地の中に住んでいる人もたくさんいるそうです。

 

日本にいながらアメリカの物価でアメリカの生活ができるってとっても最高ですね。

僕も、沖縄米軍基地に勤めている人と結婚したいものです。

ホテルモントレー

三日目も、もう終わり。

民泊先の方とサヨナラして久しぶりに先生方に会いました。

僕「僕たちが民泊している今日一日なにしてたんですか?」

担任「サーフィン」

!?

 

再びバスに乗って三日目の宿に向かいます。

三日目の宿は全室オーシャンビューでとてもきれいで学生が修学旅行に泊まるには勿体ないホテルだと言われました。

ホテルモントレーに到着です

いいホテルです。

この上ないリゾート感に僕たちはめちゃくちゃはしゃいでいました。

やっぱ沖縄っていいですね。

国際通りでステーキ

四日目シュノーケリングも終わり後は国際通りで予約したステーキ食って帰るだけです。

シュノーケリングはとても楽しかったのですが写真の撮りようもなかったので割愛します。

国際通りについた瞬間の僕たちはステーキハウスに向かいます。

キャプテンズイン国際通りです。

ちなみに向かい合わせで先生たちがいます。

担任「なんでお前らいるんだよ」

僕たち「予約したので」

 

肉はとてもおいしかったです。この味で2500円は牛肉が安い沖縄だから成せる業ですね

 

この後は飛行機に乗って帰りました。

なかなか思い出に残るいい修学旅行でした。